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拠点の運営方針

組織および事業の概要

平成20年度設置予定の本学医工学研究科に、東アジアナノ医工学研究・教育ネットワークセンター(仮称)を設置し、本拠点が中心となって、東アジア・環太平洋圏規模の研究教育ネットワークを構築します。

具体的な活動としては、各国の研究拠点および本学の教員・研究者・学生の交換留学、相互訪問、研究交流、国際シンポジウム、ワークショップの定期的な開催、プロシーディングス等の共通出版物の発行、国際的な e-Learning システムの構築、優秀な学生のRAあるいは PDとしての派遣・雇用などを実施することとします。

拠点の運営方針

私たちのグローバルCOEプログラムでは、21世紀COEプログラムの5年間の実施を通じて洗練され有効に稼働中の運営体制の基本を引き継ぎ,さらに国際ネットワーク構想を盛り込んで,グローバルな大学院教育・研究を可能とする体制へと進化させます。

拠点の運営組織

@ 拠点運営委員会の形成
工学研究科バイオロボティクス専攻を中核専攻とし,平成20年度発足予定の医工学研究科を含む複数の専攻・研究所・センターを横断する連携体制による。強力な拠点を形成します。このため、拠点リーダー,および4つの研究グループのグループ代表などからなる「拠点運営委員会」を組織して全体を統括します。
A 拠点事務局の設置
拠点リーダに若干名の事務・技術補佐員からなる拠点事務局を直属させ、機動的な拠点運営を行える体制を構築します。
B社会人教育「医療工学人材育成委員会」と連携
21世紀COEから派生し技術者教育を実施中の東北大学医療工学人材育成委員会による医療工学再教育ミッション(REDEEMおよびESTEEM)を統合し,人材育成の社会還元機能を補強します。

ナノ医工学教育・研究国際ネットワーク

@ ナノ医工学研究教育センターの設置
平成20年度新設予定の東北大学医工学研究科に「ナノ医工学研究教育センター」を設置し,これをコアとして環太平洋地区に複数配置する地域センターを統合した国際ネットワークを構築します。
A 地域センターの設置
地域センターを,シンガポール国立大学,カンタベリー大学(NZ),国立成功大学(台湾)などに設けます。これらの地域センターを起点とし,国際メンターの育成と派遣を通じて国際ネットワークを創生し、教育研究交流の基盤とします。

教育研究交流のコーディネーション

21世紀COEプログラムから継承する遊牧民的教育と遍歴学生制度および、新たに取り組むピアメンターシップ、国際メンターシップ(International Mentorship)とFD、そしてこれを支えるグローバルe-learningシステムの具体的な運用を担当する実施チームを組織し、若手研究者に国際的経験を得させるための枠組みとします。

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